2005年公演・千秋楽

2005年女子十二楽坊のコンサートツアーの千秋楽は、
大宮ソニックシティの夜公演(この日、2回公演があった)であった。

私は、3列目39番(確か……)
前の2列がDVD作成用の撮影に使われていたため、実質最前列。
さらに、向かって雷荃の真正面。

大地の囁き(独弦琴演奏ありの曲)からスタート。

大宮の昼公演では、少し後ろの方(30列目)から全体を見ていたので、今回は雷荃だけを見ていようと思ってた。

雷荃も気づいているんだか、いないんだか分からないような感じ。

さて、順次演奏が終わり、アンコールの曲が始まる。
袪麗君(写真右の左の女性)の「チャルダッシュ」が終わると、袪麗君は退場し、ピンクの衣装で、他のメンバーが入れ替わりで入場。

おきまりの、「奇跡」「自由」(ただし、この大宮公演では、ツアー後に主題歌として使用されるドラえもんの主題歌の演奏もあった)
雷荃は、「自由」の曲の始まりからうるうるしている。
何とか泪を抑えようと努力しているよう。
自由の曲演奏中はとにかく目に涙を溜めて、いっぱいになっていたのに、泪の雫は見えなかった。

そして、一旦二胡を置くために裏に戻った後は少し落ち着いた感じ。
まずは、各メンバーが両隣の人と両手を繋いで、両手を上に上げながらお辞儀。
雷荃は、全員で手をつないで、両手を挙げたときに、すぐにうるうるしてきたようです。それでも、何とか泪を抑えようと努力していたよう。
でも、さすがに耐えられなくなった感じで、つないでいた手を離し、後ろに下がってしまって、泪をぬぐっていた。
(このシーンはDVDではカット)

でも、もう限界に来たようで、号泣き状態は収まらず、
前列にいる数人の雷荃ファンを号泣状態の涙目で交互に見ながら、一生懸命手を振っていた(写真左)。
(このシーンはDVDに収録、CMでも流されていた)

握手会のときには、泣いた後とは思えないさっぱりした顔をしていた。

雷荃が公演で泣いたのは後にも先にも、このときだけであった。

しかし、今になって思う。
2004年の全国ツアー(別名残酷ツアー)の千秋楽では、ほとんどのメンバーが号泣きしているときに、雷荃だけは平気な顔をして手を振っていた。
(アルバム「輝煌」の付属DVDに収録)

なのに、2005年の全国ツアーでは、
いつも泣いてしまう殷焱(二胡隊の左から2番目の人(写真右の真ん中))
2004年の時も泣いていた周健楠(古箏の人)
以外は、意外と平気な顔をしていたのに、雷荃だけが号泣きしていた。

一体、あのときは何があったんだろう?
いつか、話ができるときがあったら訊いてみたい。
(私の存在が怖かったからという説もあり)

という思いがあったため、
全米コンサートツアーに行きたいな〜と思い始めていた……。